「身近な草と木の観察講座」の講師は楠元繁先生です。毎回、採取した草花を提示され、その解説から始まります。自作教材にはさまざまな植物写真のほか、「花が咲き、花が散り、実を結ぶ。実は時を重ねて育って行く。いつかは熟れて二世となる。」といった味わい深い言葉も添えられています。植物はもちろんのこと歴史、文学など話題が尽きず、受講生を引きつけてやみません。身近な植物の観察を通して、季節の移り変わりを感じるだけでなく地球環境の変化や環境保全にも視野を広げることが本講座の大事な目的です。

チラシの上部を飾る白い花は「ニワザクラ」。昨年１２月、駐車場拡張工事のため西近隣公園の花壇に移植したものが、開花しました。ユキヤナギの花が終わると代わってニワザクラの白い花弁が目を楽しませます。