子ども講座「紙すき体験~牛乳パックから紙を作ろう~」を開催しました

8月5日(土)紙すき体験~牛乳パックから紙を作ろう~を開催しました。
講師は、袖ケ浦公民館 生涯学習相談員 加藤 稔と職員 池内 愛実です。

皆さんは、牛乳パックからどのようにして紙を作るかご存知でしょうか。
牛乳パックの多くは、パルプとプラスチックフィルムからできています。
紙すき体験では、このパルプを使用します。

牛乳パックからパルプを採取するには、フィルムを剥がす必要があります。
牛乳パックを8等分程度にカットし、鍋で15分程煮だします。
次に、煮だした牛乳パックを冷まし、フィルムとパルプに分け、パルプを乾燥させます。
パルプが乾燥させたら、さらに細かくカットします。
細かくしたパルプを1~2日水に浸け柔らかくし、ミキサーにかけ液体状又は泥状になるまで粉砕します。
液体状になったものが、紙すきで使用する「パルプ液」です。
子ども達は、牛乳パックからフィルムの剥がし方と紙すきを体験しました。

また、マーブリング体験も行いました。
マーブリングとは、マーブリング液の水面に数色の絵の具を垂らし、水面で広がったり、混じり合ったりしてできたマーブル模様を紙に写し取るアート技術です。
1回のマーブリングで2枚の絵柄を写し取ります。
6色の色から好きな色を2~4色選び、水に浮かべたケント紙の上に色を垂らします。
子ども達に手順を見てもらうと、綺麗な絵の具の色と水面の模様が紙に写る不思議さに、「すごい」「綺麗」「こんな色が出るの」等の声が聞こえました。

上手にできた作品は、乾燥後お持ち帰りしました。
紙すきもマーブリングも身近なもので体験できます。
夏休みにご家庭でもチャレンジしてみましょう。

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047-451-6776

開館時間:09:00〜21:00休館日:月曜日

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